ラグビー ワールドカップ2019 10月2日大分 オールブラックス観戦リポート

2019年10月2日、大分スポーツ公園総合競技場。
天気予報は雨模様だったが、時折晴れ間も顔を出す。

ラグビーワールドカップ2019日本大会、プールB、
ニュージーランド対カナダを観戦しました。

すべてが非日常だった1日。
街とスタジアムの様子やファンの熱狂をレポートします。

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大分駅周辺はラグビー一色

試合が開催されたのは、九州、大分県。
3連覇を取りに行く強豪オールブラックスことニュージーランドと
カナダのグループ予選が行われた。

大分駅に着くと、オールブラックスの公式ユニフォームやTシャツを着た
黒い集団がそこかしこにいる。

駅周辺はラグビー一色で、インフォメーションや歓迎モニュメント、
飲食ブースなどが高揚する気持ちを後押しする。

世界大会を実感

シャトルバスに乗り込んで、会場の大分スポーツ公園総合競技場へ。
人が溢れ、そこは異次元の場所だ。
日本で馴染みのあるプロ野球やJリーグとは異なる世界観がそこにはあった。
間違いなくワールドカップの世界がそこにあった。

観客は、地元大分のファンに加え、日本全国、オセアニアや北米を含む
世界中からここに集まっているのが一目瞭然。

時折降る雨を気にすることもなく、ハイネケンのビールを片手に
ラグビー談義をそこかしこでしている。

そこには、オールブラックスも、カナダも、日本人も、外国人もない。
そこにあるのは、ラグビーだけ。

まさに、ボーダレス。
ラグビーが好きという共通項が、すべてを越えさせる。

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ハカに涙腺崩壊

ミーハーな私は、もちろんオールブラックスの応援。
Tシャツもオールブラックス使用。
観客まわりは、ほぼオールブラックス仕様。

両チームの選手がグラウンドに入場。
その後、ニュージーランド、カナダと国家が流れる。
観客席からも口ずさむ声が聞こえてくる。
観客も選手といっしょに戦闘態勢に入る。

そして、オールブラックスのハカでボルテージは最高潮に。

この試合では、2つあるハカの内、「カ・マテ」てした。ちなみに、どちらにするかは、マオリ出身のスクラムハーフ、ペレナラ選手とチームキャプテンのキアラン・リード選手が決まるという。

───ところで、オールブラックスが踊るハカには「カ・マテ」と「カパ・オ・パンゴ」の2種類があるそうですが、どちらを踊るかは誰がどうやって決めるのですか?

ハカにはリーダーというのがいて、その人がコールをしたり他の選手たちを先導したりします。リーダーになる人は、基本的にマオリの血を引いていて、もちろん試合に出る23人のメンバーに入っていないといけません。今のオールブラックスで言えば、SH(スクラムハーフ)のTJペレナラです。ですからどちらを踊るかは、TJと、もちろんチームのキャプテンであるNo.8(ナンバーエイト)のキアラン・リードの2人が試合の前日に決めます。

引用
https://daenkyu-love.jp/from/ab02/

オールブラックスが大切にするハカに込められた思いを感じ、
終えた後しばらくの間、涙が止まらない。
スタンドからとは言え、ハカと対峙できたのは一生の宝となった。

オールブラックスが、ここにいる。

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選手、観客でつくる

試合結果は63対0で、ニュージーランドがカナダに圧勝した。
奪った7トライには、史上初バレット3兄弟のトライも含まれる。

オールブラックスの華麗なパスは、
この世のラグビーのすべてを表現するかのよう。

その素晴らしいプレーに呼応するかのように、
スタンドの観客も熱くなり、ウェーブが幾度となく繰り広げられる。
その指揮を執っているのは、日本人ではなく、
オールブラックスを応援する外国人。
ここは日本、大分なのに、スタジアムは完全にボーダレスな空間になっていた。

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日本式お辞儀

興奮冷めやらぬ34411人に向け、両チームの選手たちは、
お辞儀を繰り返した。

正面、バックスタンド・・・4方向で行った。
日本大会ならではの光景で、世界中から称賛されている。

ラグビーは、試合終了でノーサイド。
その後は、お互いの戦いを讃え合う。
そして、その戦いを支えるグランドスタッフや観客、
地域の皆さんに対して感謝の気持ちを伝える。

両チームの選手は、個々にスタンドのファンとの交流を
惜しみなく続けていた。
日本で、ラグビーに熱狂する人が確実に増えている。

最後の最後までオールブラックスから得点を取るために
攻め続けたカナダチームへの惜しみない声援がスタンドには広がった。
手を抜くことのないオールブラックスフィフティーン。
真剣勝負がそこにあった。
こんなにいい試合を見せてくれた選手、スタッフ、運営の皆さんに感謝。

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英語が学びたくなる

スタンドから興奮状態のまま吐き出された34411人。
会場出口ゲート付近には、ボランティアの皆さんが並び
いつしかシャトルバス乗り場へ向かう観客とハイタッチ。

私のハイタッチをしたが、ボランティアには男性も女性もいて、
若い人も、年配の人も、日本人も、外国人もいる。
お互いにかける言葉は、

「ありがとう!」

その流れから大分駅や別府に向かうシャトルバスの列に並ぶ。
私は、並ぶこと約1時間。
その間も、退屈することはなかった。
列に並ぶ外国人や全国から集まっている日本人が
交流を続けているのだ。

きっかけは、ラグビーだが話しはお互いの自己紹介から、
日本にどれくらい滞在するかとか、何をするかなど
英語が飛び交っている。

外国人が苦手な私は生憎の傍観者でしたが、
来年のオリンピックのときの光景を見たようで、
「英語、話せるようになりたい!」
本気でそう思い、手を出した。

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街の盛り上がり

普段の大分の街を知らない。
この日、大分駅の周りはラグビー観戦帰りの
多くの人で賑わっていた。

時計の針は、12時を過ぎ、
日付が変わろうとするころも、ビールを持った外国人や日本人が
楽しそうに徘徊している。
商店街を歩くと、すれ違うたびにハイタッチ。
何を言っているかはわからないが、楽しいからハイタッチ。
居酒屋の中からも盛り上がっている声が聞こえてくる。

こういう光景を創り出すのは、世界3大スポーツイベントと言われる
ラグビーワールドカップだからこそ。

ラグビーに熱狂する人たちが、こんなにいる。

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